合衆国、モンロー主義に回帰へ

【政府支持率急落。モンロー主義に回帰へ】
プトレマイオス基地無断出撃問題にて責任を問われたライノール・ハワード大統領は、国内保守派の勢力を覆せず、海外市場拡大政策を改め、内部経済の完全化する方針へと転換することを発表した。
WTOからの登録も解除し、今後合衆国は国際社会に存在していないかのように扱われる。
既に国外に多く進出している企業はそれぞれの対応を迫られる見込みだ。


リリスの道強制捜査は空振りに】
2000人を越える信徒が行方不明にーー。
合衆国政府保安庁はヌーベルマファミア州に施設を構える「リリスの道」に強制捜査を行ったが、アマリリス・ウィルフロンソ幹部を初めとして、主立った構成員のほとんどはすでに逃亡しており、拘束に失敗した。
同組織はその構成員の全員がうら若い女性たちであり、半数以上が未成年であると言われる。
その行方についてはアレイスター諸島やリルバーン、ヤードルヴィエなどと諸説あるが、足取りは掴めていない。