合衆国エネルギー関連株好調。原発、メイエーネ油田投資に人気。


合衆国最大手の金融企業エリクシル証券は、規制緩和によって半民営化された原子力発電公社に大規模投資を行い、合計4群、発電量にして2000メガワットの原子力発電所を建設した。

これはヴァレフォール全体で深刻化が進む石油問題に対応したもので、ウィルバー、レイリル系の技術により開発されたN41型原子炉の実用化が起爆剤となった。安全性については信頼できるものの、核廃棄物の処理問題に関しては依然課題が残るという。
また、先月国交樹立がされたメイエーネ共和国に対して、我が国政府は油田開発事業の株式化を提案。結果、合衆国全体で20000億ウィルバードルの投資がメイエーネに行われた。
二つの油田削掘計画のうち、一つは途中頓挫したが、もう一つの油田は順調に採掘がされている。メイエーネ産石油は合衆国企業に優先的に提供される見込み。
これを受けて合衆国十三州のうち四州は公共電気料金の値下げが段階的に実施すると発表した。
他、発電、天然ガス、石炭などのエネルギー資源関連は好調で、19日で平均最高値を更新した。

リリスの道幹部、帝政ヤード皇帝と会談


今月18日、リリスの道のビショップ、アマリリス・ウィルフロンソは、ルード・ヴァズニスク統一連合(帝政ヤード)に赴き、シーナス・リィビィ・レイジアス皇帝陛下と会談した。
会談は白真珠の間から側近すら退席を命じられるという非公開対談で、時間は二時間に及んだ。内容は明かされていないが、帝政ヤード内でのリリスの道の活動に関するものと見られる。
会談後の夕食会に姿を現したレイジアス皇帝陛下とアマリリスは姉妹や恋人の様に寄り添い合い、親密さをアピールした。
マリリスがレイジアス皇帝陛下に対して入信の儀式を行ったという説もあり、それを裏付けるように皇帝陛下がリリス系ブランドの化粧品を使い始めたという。
この件については二人とも笑みを浮かべるだけで応えることはなく、関係者を不安がらせている。

リリスの道幹部、ガルマニアを批判


ウィルバー合衆国に於けるリリスの道の代表アマリリス・ウィルフロンソは、数ヶ月ぶりにメディアの前に姿を現し、ガルマニアの独裁政権下で行われる宗教弾圧を"魔女狩り"であると非難した。
マリリス女史は「リリスの道は女性同士の友愛と、神秘学の探求を是とした団体であり、メディアがおもしろおかしく吹聴するような麻薬や売春の温床では決してない」とコメント。
マフィア・クーゲル一家との関連も明確に否定した。
その上で女史は「ガルマニア国内で男性の暴力に怯える女性に対して支援したい」と心情を語った。
リルバーン帝国の前皇帝フローラ・クローリスの失踪に関しては「黄金の姫は楽園に旅だったのです。私たちも一刻も早く到達できるよう努力しています」と笑顔でコメントした。


マリリス・ウィルフロンソはフローラ・クローリス前皇帝の失踪後はリリスの道の最上位に位置する位階とされている。

関連

・迫りよるリリスの道の影・・・・・・(上)
http://blog.livedoor.jp/tomokkky/archives/69894.html
・迫りくるリリスの道の影・・・(下)
http://blog.livedoor.jp/tomokkky/archives/78689.html

ニューオルタルスシティーの治安悪化。マフィア勢力図に異変か。


ニューオルタルスシティー市警察は今年度の発表した殺人事件数を発表した。
それによると殺人事件数は史上最多の2245件を記録。
合衆国最大の都市は同時に最大の犯罪都市になってしまった。
事件の背景は第二次オルタルス戦争と呼ばれるマフィアの抗争によるものであるという説が有力視されている。この大規模抗争によりクーゲル一家、バルジャーニ一家、ホテル・ヤードグラードの勢力図が激変し、クーゲル一家の影響力が増加したという。
劣勢に立たされたバルジャーニ一家、ホテル・ヤードグラードは休戦協定を結び、クーゲル一家に対抗している模様だ。
またクーゲル一家は各国でカルト指定されているリリスの道との関係が強く、麻薬売買、違法売春、人身売買の実態も深刻化している。
リルバーン皇帝の失踪事件の前後から同市に於けるリリスの道の活動は活発化したとされ、麻薬の売人及び娼婦の数が増加したと言われている。
特にレッドエリアの地下鉄は利用者が減り続けており、娼婦や売人が半ば公然と営業している。
市警察は「増加した犯罪はレッドエリアに集中している。イエローエリア以上の地域ではむしろ犯罪件数は減少傾向にある」とコメント。封鎖作戦の功を強調した。

ライノール・ハワード大統領再選。ディルタニア情勢にコメント


 孤立主義から脱却し、経済圏を広げたことを評価されたライノール・ハワード氏は、対立候補を押さえて再選を果たした。
 ハワード大統領はフローラ皇帝の失踪とそれに続くリルバーン帝国の混乱に対し、「外国の軍隊がリルバーンに侵入することは合衆国企業の権益を著しく阻害する。到底座視することは出来かねる」と表明した。
 また北部ヤード人民革命連合の蜂起に対しては「資本主義自由経済と相容れないこの勢力が伸張することはディルタニアの不安要素だ」と否定的な見方を示した。

エリクシル証券、スピリックス系財閥群を批判


スピリックス系企業Spiho社のマウスなどを製造している工場が劣悪な労働環境にあると、合衆国の大手金融企業エリクシル証券が批判している。

リクシル証券の調査機関アリーチェ・レポートは4月14日、Spiho社など多数のスピリックス系企業から製造を請け負っている旧グロスラン製造工場に関する調査報告書を公開した。報告書によると、旧グロスランの生産現場では少なく見積もって2000人の16〜17歳の勤労学生が15時間シフトで、週に6〜7日働いている。14〜15歳の従業員がいたこともあったという。

このほか報告書では、1部屋で14人が暮らしており、社員食堂の食事もひどいものであることが伝えられている。「従業員には人権がなく、スピリックス・旧グロスランのあらゆる労働法に違反している。Spiho社およびほかのスピリックス企業の行動規範はまったく守られていない」とアリーチェ・レポートは述べている。