WBC総合ニュース第2号

国内:蛇の顕現祭が開催。

ヌーベルマファミア州の州都マファミア・クォーターにて、6日から8日にかけて「リリスの道」主催のカーニバルイベント「蛇の顕現祭」が行われた。
このカーニバルには合衆国十三州から一千人近くの「リリスの道」信者(全員が若い女性)が集結。魔女に扮する信者達のパレードが行われ、数多くの観光客が押し寄せた。
祭りの間はマファミアの主はリリス達とされ、信者には宿泊や飲食などは無償で提供され、また彼女たちの「お願い」には誰も抵抗できないとされた。
代表のアマリリス・ウィルフロンソ女史は「忙しくて二日目しか参加できませんでした」とはにかんで答え、「スポンサーがつけば来年も行いたい」と意欲を見せた。
一方、反道徳的な行為やドラッグの使用はまったく規制されなかったとも言われ、物議を醸すこととなった。

国内:ルージェノワール・セイルナシア情勢に対する見解が発表。


合衆国のセイルナシア貿易の拠点として重要視され、多くの企業が進出しているルージェノワール王国。関連企業や投資家が気にする最大のカントリーリスクは「近隣にイスアード王国が存在すること」。
イスアードでは聖戦宣言やハイジャック事件などで不安要素が増しており、またペリエージュ川(イスアード名エトラス川)西部地域の領有問題も解決したとは言い難い状態にある。
ウォルター・ケロッグ国務長官の発表によると「ルージェノワールの安全保障に対して合衆国が無関心でいることはできない」とされ、「軍事的圧力に対しては協調して対抗していく。必要であればWFシリーズの輸出等も視野に入れる」方針を示した。