WBC総合ニュース第3号

ヴァリニール共和国との友好条約が締結。

 参考:条約締結協議スレッド
合衆国とヴァリニール共和国は友好条約を結び、自由経済の理念の下でより緊密に連携していくことに合意した。
条約締結の背景にはヴァリニール、ウィルバー、ヤードゴニエ三者の複雑な問題があるとも言われている。
友好条約の締結を受けて建設・海運を始めとするヴァリニール取引市場の株価が上昇に転じた。また同国では良質な鉄鋼が埋蔵されていると見込まれている。
ただ、いわゆる「二つのヴァリニール問題」が合衆国の投資筋の不安材料となっており、合衆国外交部は「戦争になったとき、人やカネは逃げられるが、モノや土地は逃げられない」として、この問題の軟着陸を共和国政府に求めた。

ウンゲルン社、合衆国銃器市場に参入。

ウィルバー陸軍の一部が、ミッテラント・ウンゲルン社製の小火器を採用することに決定した。同社は今後合衆国レインウォーター州に支社を置き、販売輸入を行う。民間向けの護身銃の販売も開始される予定。
合衆国ではほとんどの州に於いて、身分証明書の提示さえあれば犯罪歴が無い限り銃器の購入が可能な銃社会。ウィルバーライフル協会は合衆国有数の政治団体でもある。
合衆国市場では国内メーカーのSilverStorm社の他、フェローチェスフォルツァンド社なども参入している。

連続猟奇殺人犯「シザーマン」射殺。

サセッタール州にて女性ばかり15人を殺害し、7人に重傷を追わせ指名手配されていた「シザーマン」こと、市職員ダーリング・イーノス(30)が、住民の通報により州警察に包囲された。
「シザーマン」は警察の接近を察知すると人質を取って立てこもり、支離滅裂な言動に終始した。二時間に渡る包囲の後、ダーリング・イーノスは要求を通す為に人質をビデオカメラで撮影しながら一人ずつ殺害していくという常軌を逸した行動を取った為、州警察は狙撃のプロを投入。射殺した。