閣僚会議part1

ライノール・ハワード大統領
「お隣のクラトニアの秘密会議を模倣してみた」

ウォルター・ケロッグ国務長官
「公開している時点で秘密ではない気もしますがね」


さてケロッグ、我々が考えるべき懸案は二つだよ。「二つのリルバーン問題」と「イスアード問題」だ。どう思うかね。

前者は「DFvs神州民国+リルバーン帝国+ルード民族同盟」の構図ですかな。合衆国は神州及び帝国と外交関係を有しており、また他友好国もリルバーン帝国の支持声明を出しております。流れで考えれば資本主義を信奉する我々も反DF路線を取ってもよいでしょう。ただし合衆国はDFに対して直接的には利害の対立はありません。
後者は簡単ですな。あちらが合衆国を仮想敵国にしているのは間違いないかと。であればそれなりの対処が必要でしょう。またルージェノワールに危難が及ぶのなら支援せねばなりますまい。

戦争は起るかね。

既に神州は宣戦布告を行っており、帝国もオルトワルド条約を破棄しました。この二国は失われた領土の回復という強い動機があります。軍備が整い次第戦争は起こるでしょう。
イスアードに対しては早めに首都近辺に防衛レーダーサイトを配置しておくことで保険になるでしょう。

合衆国はオーラム協定時のような仲介役路線を目指すべきか?

否です。取りうる手筋は多ければ多いほど良く、自ら手筋を制限する必要はありません。長期的短期的に合衆国の利益をよく勘案することです。ただし方針にブレがあってはなりません。